がれき受け入れ及び試験焼却断念の富士宮市長にあてた感謝の手紙

○震災がれきの受け入れと試験焼却の断念を表明した富士宮市長に、市長への手紙(http://www.city.fujinomiya.shizuoka.jp/joho/e-tetsuzuki/sityo-shinsei.htm)からお礼を送りました。

「このたびの震災瓦礫受け入れ断念と試験焼却不実施に感謝します」

須藤秀忠市長様

日頃より市政発展と市民のくらしを守るためにご尽力下さり、まことにありがとうございます。
先日インターネットの静岡新聞の記事(http://www.at-s.com/news/detail/474550493.html)その他で、富士宮市が被災地支援としての震災がれきの受け入れについて、最終処分先が確定しないことなどから、断念を表明されたことを知りました。
被災地への支援はとても重要ですが、その一方で、さまざまな物質が含まれ焼却による大気汚染や汚染焼却灰の問題への対策が不十分なまま、がれきを焼却することには、子育て中の人、農業を営む人、その他一般の人々の中に懸念の声が多数あることと存じます。
今回の市長様のご決断は、そうした市民の思いや声を受け止めて下さり、行政的に対応なされたすばらしい英断だと思います。私自身は都民で現在イギリスに一時滞在中ではありますが、がれき焼却問題は、放射性物質の広域拡散の危険性をはらむ全国的問題との認識から、富士宮市のご対応に、どうしてもお礼を伝えさせていただきたくなりました。
これからもどうか、県民のみなさま、ひいては全国の人々の健康と安全な環境を守るために、ご尽力下さいますよう、心からお願い申し上げます。
市長の「東北支援は他の形で引き続きやっていきたい」というお言葉を心から支持いたします。おっしゃられるように、放射性物質の拡散のリスクを伴わない支援はほかにも色々あると思います。
知恵と真心で、これからも日本全体を引っ張って下さるような、賢明なお取組みをして下さる方だと確信しております。

どうぞお体にお気をつけられ、よいクリスマス、お正月をお過ごしくださいませ。
ご活躍を心より祈らせていただきます。

お目通し下さりありがとうございました。