水泳指導シーズンを前に、学校に伝えたこと

間もなく水泳指導のシーズン。
小学校から授業と夏休み中の水泳指導についての「水泳指導参加承諾書」が配られました。
児童名と保護者名を記入し、保護者の捺印をして学校長に提出するものです。

用紙の一番下に囲みスペースがあり、「健康安全上配慮してほしいことがらがありましたらお書き下さい」とあります。自由に記入してよいスペースです。

そこへ「コンクリートのプールサイドは、細かな粒子の間に雨水などによる放射性物質を含んでいると考えられます。体育座りをすると様々な核種の放射線がより多く下半身を貫くことになりますので、体育座りをさせないことにしています。ご理解のほどをよろしくお願いいたします。放射線が肉体を貫く=染色体が傷つくということです。子どもたち全員の将来の健康を守るため、全体のご指導上でも、ご配慮なさることを要望いたします。」
と書いて提出しました。

学校の授業や行事に関して提出する書類っていろいろありますよね。「何かありましたらどうぞ」のらんがある場合もありますよね。

「これは学校に言っておきたいな、でもこんなことを書いたら先生どう思うかな、やっぱり胸にしまって書かないでおこう」と遠慮して何も書かずに提出してしまってから、

「やっぱり書いておけばよかったかな」

なんてもやもやしたこと、ありませんか?

後でもやもやするくらいなら、思い切って自分の考えを伝えておきたい、私はそう考えています。

書き方で気をつけた点は、
「体育座りをさせなくてもよろしいでしょうか」
という表現ではなく、
「うちはこうします、ご理解下さい」
という表現にしたことです。

学校に「何何をしてもよいか」と尋ねれば、学校の立場からの見解が示されます。
それらを勘案して自分の意向を変更するつもりがあればそれでも構わないのですが、もしも学校が「どうぞ」と言わなかったら、学校の意向をのみますか?
子どもを守るのは保護者のつとめです。
学校は将来を通じて子どもの人生に責任を取ってくれるでしょうか。

そうしたことを考慮して、今回のような表現となりました。

世の中言ってみるもんだ、っていうこと、意外と多いです。
あなたの一言が、なにかを動かすかも知れません。