学校行事と被曝対策 小5娘の移動教室には冷凍おかず持参させます

我が家は、内部被曝対策として、学校給食は辞退しお弁当を持参しています。

まもなく小学校5年生が千葉の海辺で2泊3日すごす移動教室が行われます。
食事には、海に近いため魚も当然出るでしょう。野菜や肉は地域で調達出来るものが使用される可能性が極めて高いと思われます。
娘には「魚は食べないでいいからね。心配なおかずは残してごはんを1ぜんお代わりしてね」と話すなどしました。

移動教室の食事に関して、こちらが相談する前から校長先生が現地の調理場に食材の要望を出して下さっていました。ありがとう校長先生!
それでも対応には限界があるので、過去にみんなと同じ食材が食べられない児童が冷凍おかずを持参した前例もあるとヒントを校長先生が下さいました。

それを踏まえて担任の先生との個人面談で
「冷凍したおかずの持参を考えているのですが。…もしいろいろと難しければ、梅干しやふりかけを持たせてご飯を1膳多くお代わりさせます。」と相談したところ、後日お電話がありました。

担任の先生「冷凍したおかずを持ってきていただけます。現地から答えがありました。持参か宅配便か、方法は決めて下さい」
私「ありがとうございます。大変じゃなかったですか?」
担任の先生「いえそんなことなかったですよ。アレルギー対応と同じです」

感謝!!

具体的には宿の食事メニューはふつうに並べていただきますが、気になるおかずは「ごめんなさい」と残し、解凍した代替食を食べるという形です。

おかずをクール便で送ることに決め、宿にお礼を兼ねて荷物到着日についていつごろがよいか電話をしました。
宿の段取りのご都合上、子どもたちの到着日当日がよいということになりました。

宿の人「アレルギーのお子さんはいないと聞いていましたが…どういう理由ですか?」
私「(あれ?先生からはOKと聞いていたけど)いえ、アレルギーではなく、放射能対策なんですよ」
宿の人「放射能ですか。こちらは放射能はあまりないですよ」
私「はい、放射線量は存じていますが、様々な食品から政府の規制値を下回ってはいても放射性物質が出ている状況がありますので、念のため西日本などの材料で作らせていただきたいということなんですよ」
宿の人「そうですか」

移動教室の宿の人との電話の印象。食品の内部被ばくに関する危機感も知識も残念ながら持ちあわせておられない。自治体のすべての小学校の5年生がお世話になる宿だというのに、こんなことでは。もう少し意識をもっていただけるといいなぁ、と思います。